シャープから、2月23日に、PW-GT570が発売された。
前回あげた、電子辞書にくらべて液晶は、5.5型(縦75×横119mm)、480×320ドット、HVGAモノクロ液晶
やはりカラーの電子辞書に比べて、安っぽいが、決して値段は、安くない。
特徴は、コンテンツの豊富さ、カラーのPW-TC930が、辞書のコンテンツが40なのに対して、PW-GT570では、72のコンテンツを標準で収録してある点
しかも、この学生専門の電子辞書に追加されている単語ターゲット1900 や漢字ターゲット1700それに傾向と対策 や、問題集など、後から追加できないコンテンツを収録している点が大きく違います。
こうなってくると、対象が来年入学する高校生に送る入学祝ということになると、学生専門のほうが良いような気がしてくる。
と、ここで冷静になって考えてみると、カラーという選択肢をはずしたことで、シャープ以外の選択肢も出てきたのです。
ライバルとなるべきターゲットは、1月28日に発売した、カシオのXD-SP4800になる
比べてみると以下のようになる。
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SHARP PW-GT570
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CASIO XD-SP4800
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表示エリア
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5.5型 480×320
表示エリアは、シャープのほうが若干大きい
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5型 480×320
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外形寸法
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幅146mm×奥行105.3mm×高さ17.5mm
(閉時・最薄部・突起部含まず)
高さ21.2mm (閉時・突起部含む)
表示エリアが大きいので仕方が無いのかもしれませんが、寸法も若干大きめ
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幅146.0×奥行102.0×高さ15.5mm
(閉時、最薄部)、
高さ21.9mm(閉時、最厚部)
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質量
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約290g(電池・タッチペン含む)
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約295g(電池込み)
サイズの割には若干重め?
まぁほとんど変わりませんが
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MP3プレーヤー機能
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あり
まぁ電子辞書でわざわざmp3再生することも無いと思いますが、あるに越した事は無い程度かな?
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なし
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収録コンテンツ数
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72
ブリタニカの百科事典や大辞林が収録
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85
広辞苑第6版や、ドリル等、最新の辞書が豊富
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USB
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なし
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あり
但し、追加コンテンツを内臓メモリに追加する為の機能
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手書きパッド
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JIS第1~第4水準漢字に対応
枠数選択で2ワク連続入力、大きく1マス入力
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アルファベットは5マス画面、漢字やひらがなは2マス画面で手書き入力が可能
ツインタッチパネルで、表示用液晶でのメニュー選択や、大きく手書きは可能
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追加コンテンツ
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SDメモリ
(SDHC非対応)
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MicroSD又はCD-ROMからPCのUSB経由で追加可能
(microSDHC非対応)
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堅牢性
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-
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TAFCOT
強化設計
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使用時間
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単4形アルカリ乾電池の場合
約120時間
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約130時間
(英和辞典の訳表示で連続放置、バックライト消灯時)
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実売価格帯
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27,000~37,000
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27,000~37,000
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と、一長一短と目的がしっかりしていないと、悩みますね。
実際キーの使い勝手は、シャープの
PW-GT570のほうが、ボタンも大きくて使いやすかったのですが、手書きパット(タッチペン)では、両画面ともに対応しているカシオのほうが使いやすい。
ブリタニカ百科事典が必要無ければ、やっぱりカシオの
XD-SP4800という事になりそうですね、最初カシオの電子辞書のほうが売れてるって聞いた時には、眉唾でしたが、大体納得できました。
こういうの作らしたら、シャープが一番で、コスト面で安い路線がカシオだと思ってたのは、昔の話なのですね。
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